JavaScriptの覚えてきたことのメモ1

変数について

変数の宣言は let を使います。

よくネットなどで変数宣言の際に var を使っているところが多いですが、 var はスコープの問題があり、{}(中括弧)の外でもでカッコ内で宣言された変数が使えてしまうため、個人的に let を使っていきます。

JavaScriptは動的変数のため,let 一つで整数、実数、文字列、配列などを宣言できます。

let a = 10, b = 15, c;
c = a + b;
//これで c の値が25になる

コンソールに表示する

確認するときに変数などを表示する際、ブラウザのデベロッパーツールで console のところに入力し、表示させます。

コンソールに表示させる場合は、console.log() を使います。

カッコの中には、変数や文字列などを表示できます。

let a = 10, b = 15, c;
c = a + b;
console.log(c);  //cの値を出力
console.log('これで c の値が' + 25 + 'になる');

このようにしてコンソールに変数の内容などを表示できます。

データを入力する

変数などにデータを入力する際、ブラウザのテロップで入力する方法として prompt() というメソッドを用いる方法があります。

しかし、注意しなけれはならないのが、 prompt で入力されるデータは常に string 型になることです。それを整数型や実数型にするためには、parseInt(整数化)やparseFloat(実数化)などを用いる必要があります。

let a, b;
a = prompt('a の値?');    //データを入力
b = prompt('b の値?');
console.log(parseInt(a) + parseInt(b));    //a+b の計算結果が出力される

演算子

JavaScriptの算術演算子は基本的にはC言語と同じで、それぞれ以下の通りになります。

演算子 演算
+ 加算
- 減算
* 乗算
/ 除算
% 剰余算

また、合計などを計算するときによく使うものとして代入演算子があります。それぞれ以下の通りになります。

演算子 演算 意味
= 代入 右辺を左辺に代入する
+= 加算と代入 右辺を左辺に足して入れる
-= 減算と代入 右辺を左辺から引いて入れる
*= 乗算と代入 右辺を左辺にかけて入れる
/= 除算と代入 左辺を右辺で割って入れる
%= 剰余と代入 左辺を右辺で割った余りを入れる

例↓

let a = 10, b = 20;
a += b;
console.log(a, b);
//30 20が戻り値となる